今日のやましょう便り

年末は“悪質な不用品回収”が増える季節。後悔しない業者選びのポイントを解説します

2025年12月11日 08:34

年末が近づくと、ご家庭からのご相談が一気に増えてきます。年内に片付けを済ませたい、実家の整理をしたい、大掃除で久しぶりに押し入れを開けたらたくさんの物が出てきた……。この時期は、どなたも同じような状況になりやすく、気がつくと「どこに依頼すればいいのか」「何から手をつければいいのか」がわからなくなることさえあります。

そして残念ながら、こうした“需要が高まる時期”を狙うのが、悪質な不用品回収業者です。
毎年この季節になると、滋賀県内でも「無料と言われたのに高額請求された」「軽トラ巡回に声をかけられて失敗した」といった相談が増えています。

今回は、実際に寄せられるご相談と、現場で見てきた事例をもとに、安心して相談できる業者の選び方をまとめました。
片付けの判断に迷われている方にこそ、ぜひ読んでいただきたい内容です。



1章:なぜ年末は悪質業者が増えるのか

年末は、1年の中で最も「片付け需要」が高まる季節です。
自治体の粗大ごみ回収は早めに締め切られることが多く、「年内に出すつもりだった物が出せない」というケースが非常に多くなります。

その結果、次のような状況が起こります。

● 家の中に“処分したい物”が溜まりやすい
● 家族が帰省する前に片付けたいという心理が働く
● 仕事・育児・介護で忙しく、業者を比較する時間がない
● 焦りが生まれ、即日対応の業者に依頼しがち

この“焦り”につけ込むのが、悪質業者です。

特に年末になると、無許可の軽トラが地域を巡回し、
「無料で引き取りますよ」
「今日だけ回収料金が安くなります」
といった口上で家の前に停まるケースが増えます。

滋賀県でも、旧農家エリア・団地地帯・坂道の多い地域を中心に、巡回軽トラによるトラブルが多発します。見慣れた近所の風景の中に軽トラがあると油断してしまいやすく、声をかけられた流れで依頼してしまうご家庭が少なくありません。



2章:典型的な手口と、実際にあった相談

悪質業者が用いる手口は、毎年ほとんど同じです。
しかし、被害は繰り返し起き続けています。

●無料回収 → 積み込んでから高額請求

「無料と言ったのに、積み込んだ後で“積み込み費用”として3万円請求された」
こうした相談は非常に多いです。

一旦積み込まれると取り返しがつきません。
“無料”という言葉には特に注意が必要です。

●貴金属だけ抜き取り、残りをぞんざいに扱う

「家の片付けを手伝いますよ」と親切そうに見せかけ、
貴金属・指輪・時計・アクセサリーだけを抜き取り、
残りの品物は価値を無視して粗末に扱う業者もいます。

実際に滋賀県の旧家エリアで、
「金の指輪があると言った途端に態度が変わった」
という相談が寄せられました。

●“価値があるもの”をわざと安く言う

例えば骨董品や陶器など、一般の方では価値判断が難しい品。
悪質業者はこうした品物を
「これは売れませんね」
「値段はつかないですよ」
と言いながら、タダ同然で持ち去るケースがあります。

特に茶碗・ぐい呑み・九谷・信楽といった品物は、
一般家庭の押し入れから出てきやすく、狙われやすい傾向があります。



3章:悪質業者に引っかかりやすい場面

悪質業者は、依頼者側の弱いタイミングを知っています。

●家族が不在の時間帯

一人で対応していると判断が鈍りがちです。

●即日で片付けたい状況

「今日中にやってほしい」と切羽詰まっていると、見積もりの精査ができません。

●価値がわからない物が大量に出てきた時

押し入れや納屋を掃除している最中に声をかけられるパターンが典型的です。

●“片付けと買取”が混ざっているケース

片付け費用と買取金額を同時に説明されると、話が複雑になり、誤魔化されやすくなります。



4章:安全に依頼するための“5つの確認ポイント”

業者を選ぶ際には、次の5つを確認すると失敗しにくくなります。

①所在地・屋号・固定電話が明確か

拠点が曖昧な業者はトラブル率が高いです。

②見積もりの根拠を説明できるか

金額の理由を説明できない場合は避けてください。

③貴金属の査定基準を明示しているか

金・プラチナは日々相場が動くため、不誠実な業者は“言い値”で安く買う傾向があります。

④写真での仮査定に応じてくれるか

写真を見て回答してくれる業者は、対応が丁寧で透明性があります。

⑤その場で強引に契約を迫らないか

「今決めてくれたら安くなる」は危険信号です。



5章:片付けで「捨てない方がいい物」も合わせて紹介

片付けのご相談でよく見かけるのが、
“捨てるつもりの品物の中に価値がある物が混ざっている”
というケースです。

特に注意していただきたいのは以下の品目です。

●茶道具・陶器類

共箱・布・栞がある物は価値がつきやすいです。

●帯・着物

未使用やしつけ糸付きは需要があります。

●カメラ・時計(壊れていても可)

部品取りとして買われることが多く、意外と値段が付きます。

●アクセサリー・貴金属

見た目が古くても、相場が高ければしっかり値段がつきます。

●ブランド品の箱

箱だけでも値がつくケースがあります。
特にルイ・ヴィトンやGUCCIなどは、箱のみでも値段がつきます。



6章:もし悪質業者に当たってしまった場合の対処

万が一、悪質な業者とやり取りしてしまった場合は、
以下を徹底してください。

● 支払い前なら、契約を拒否できる
● 名刺・領収書が出てこない業者は要注意
● 追加請求には絶対に応じない
● トラブルの際は警察または消費生活センターへ相談

迷ったら、その場で周囲の人や信頼できる業者へ連絡してください。
一人で抱え込まないことが重要です。



7章:地元の業者を選ぶメリット

滋賀県は地域コミュニティが強く、口コミや評判が広がりやすい土地柄です。
そのため、地元で長く続けている業者は不正が起こりにくく、
丁寧な対応が求められます。

● 後日のフォローがしやすい
● 場所を知っているため訪問がスムーズ
● 料金の不透明さが少ない

さらに、ご高齢の方が多い地域では、地元の業者のほうが安心感があります。
「誰が来るのかわかる」というのは、大切なポイントです。



8章:やましょうとしてできること

最後に、当店の取り組みも簡単にお伝えします。
過度な宣伝にならない程度に、安心の材料として読んでいただければと思います。

● 写真だけで仮査定ができる
● 出張費・査定費はすべて無料
● 貴金属相場を毎日更新
● 丁寧に説明し、無理な買取はしない
● 滋賀県内であれば即日対応も可能
● 遺品整理や片付けの相談も可能
● 捨てる前のワンチェックとして気軽に使える

“強引に売らせる”ようなやり方はいたしません。
ご家庭の状況に合わせて、必要なときだけ訪問し、
価値がある物はしっかり説明し、
価値がない物はその理由を丁寧にお伝えします。



まとめ

年末は、片付けと不用品処分の相談が最も増える時期です。
それに比例して、悪質な回収業者も増えます。
焦って依頼すると、トラブルや高額請求につながりやすいため、
業者選びの判断基準を持つことがなにより大切です。

そして、価値がわからない物が出てきた場合は、
無理に処分する必要はありません。
写真を送っていただくだけでも、
適切な判断のお手伝いができます。

ご自身やご家族の安心のためにも、
片付けを進める際はどうか慎重にご判断ください。